google analyticsの見方

作ったホームページのアクセス数を正確に知るには、google analyticsというgoogleが提供するツールを使うのが一番です。アナログエンジンではホームページを作成したお客様に基本的に設置しています。

何を見ればいいの?

google アナリティクスはとても便利なのですが、もともと設置されている機能も大変多く、どの数字を見ればいいのかわかりません。大規模コンテンツなら必要だけれども、滋賀県や関西の一般的な中小企業にはそもそもあまり関係のない数字も大変多く含まれています。アナリティクスを設置したお客様にアナログエンジンが見て欲しいと思うのは以下のコンテンツです。

アクティブユーザー
コンバージョン
デバイス

これだけです。
大体同業者には怒られますが、中小企業の一般的なホームページではこれだけでいいです。
アクティブユーザーはアクセス数、コンバージョンは問い合わせ率、デバイスはアクセスするのに使った媒体の調査です。(後ほど説明します)もちろん他の調査項目も大事なのですが、そんなところはアナログエンジンで補完しますので、お客様は上記だけで大丈夫です!

アクティブユーザーで本当の訪問者を見つけ出す

アクティブユーザー(AU)とはホームページを訪れたユーザー数です。一人が1日1億回アクセスしても1AUです。何回ホームページを閲覧されたかに左右されない、純粋な来店数を知ることができます。
もちろんアクティブユーザーが増えるに越したことはないのですが、滋賀県の中小企業だとホームページ公開当初は1日あたり30AU位を目指してもらったら大丈夫です。BtoBビジネスでは多くても50AUくらいで十分問い合わせが増えます。
たまに「ユーザー数を5倍に」みたいな議題の会議に呼ばれますが、ご商売のカテゴリによっては無駄です。
来店者数は多いけど、買う人は少ないスーパーマーケット状態に落ち入る可能性が高いからです。

何より大切なコンバージョン

コンバージョンとは「獲得できる最終的な成果」を意味されており、購入されることが成果なら100人来店中2人が商品を買えば、コンバージョン率は2%と表されます。
「成果」というのはお客様それぞれです。お問い合わせや資料請求をフォームからしてもらうことが成果の場合もありますし、商品の購入や契約をしてもらうことが成果の場合もあります。
ここで大切なのがその効率。
アクティブユーザーが10AUしかないけれど、5件の成果がある場合はコンバージョン率50%。
アクティブユーザーが100AUだれど、5件の成果がある場合はコンバージョン率5%。
両方同じ成果ですが、実はアクティブユーザー獲得のための時間と費用のコスト分、100AUの方が損してる場合だって考えられます。
どうすればコンバージョン率を上げることができるかについて思いを巡らせると、「訪問者の納得」がホームページに必要なことに気づくはずです。
そのためのコンテンツの充実を、お客様自身とアナログエンジンのような制作会社でしっかりと協議しましょう。

「モバイル」で見るのはスマホ比率ではない

アナリティクス内のモバイルタブでは、デスクトップパソコンとモバイル環境の比率を見ることができます。
「あー、うちはスマートフォンからのアクセスがこんなに多いんだあ」
みたいなことを見るんじゃありません。アクセスしてくるデバイスの環境を調べます。
というのも、現在の2018年に至るまで、近年さまざまなタブレットやスマートフォンが発売されてきました。
iPhoneよりもiPad miniの方が大きいし、それよりもiPadの方が大きいし、それよりも2in1なんてパソコンかタブレットかわからないものも発売されているしで、訪問者の環境は様々。
職業によってもアクセスするデバイスは変わります。
自身の提供しているホームページが訪問者のもっているデバイスに対応しきれていない場合もありますし、今後発売されるタブレットなんかに対応できない場合もあります。しっかり確認して対応をしましょう。

「地域」のレポートは正確なの?

google analyticsには、市区町村単位まで訪問者のアクセス元を調査できるセクションが存在します。
でも観察しているとある程度わかりますが、結構大雑把にしかアクセス元の地名を把握していません。
これは訪問者のアクセス元を調べるための仕組みに問題があるためで(説明は割愛します)まだまだ発展途上の項目ですね。滋賀の場合は大津に纏められてしまったりします。
全国対応サービスをする場合などの大まかな都道府県単位の把握は割と正確なようですが、市区町村単位で一喜一憂するのはやめましょう!

コホート分析(β版)が面白い

ホームページを初めて見る「ご新規さん」と、何度か訪問してくれた「リピーター」さんを調べることもできます。
でも1年ぶりにアクセスする人は新規?リピート?google analytics的なルールは決まっていても、営業的には判断が分かれますよね。
そんな時に面白いのがまだβ版ですが、2015年1月にGoogleアナリティクスに追加された「コホート分析」。
ユーザーがどれだけ継続してホームページにアクセスしているかを調べることができます。
俗に言う「ユーザー維持率」ですね。まだまだ正確さに欠けるところはありますが、測定はある程度の精度を持っているようです。継続してホームページを訪問してもらうためのコンテンツ作りの参考になりますね。

わかった気になれるユーザー属性

年齢・性別・興味で訪問者を区分けできるのがこの項目。
あくまでgoogleが訪問者ひとりひとりに、この人は32歳前後の男性だろう、とテレビでよく見る元刑事の犯人像予測みたいなセグメント分けをしれくれて、その集計が表示されます。
この項目、飲食店や住宅販売や通販のような個人向けサービスにとってはとても大事なのですが、滋賀県みたいな田舎のBtoBビジネスではあまり役立ちません。
ちなみにアクティブユーザーが少ない状態だとそれが業者なのか個人なのかもわかりませんので、ユーザー属性を確実なものとするためにはアクティブユーザー数が一定以上増えてからの把握が重要ですね。

直帰率と離脱率の違い 〜あまり気にするな!〜

そのホームページを1ページだけ見てブラウザを閉じたり、他のサイトに移動されたりした人数の比率を「直帰率」、連続して閲覧されるホームページ内の各ページのうち、特定のページで閲覧をやめた人数の比率を「離脱率」といいます。分かりにくいですか?ですよね。

キャバクラに例えましょう。
お店の入り口を開け中に入り、中を見渡してからすぐ帰る客の比率を「直帰率」。
店内に入ったものの、AちゃんBちゃんCちゃんと順番に入れ替わるお姉ちゃんのCちゃんの番で「もうこの店いいや」と諦めて店をでる客の比率をCちゃんに対する「離脱率」と言います。
大変よく分かりましたね。もう質問はないですね。

それでanalyticsのこの2つの数字をとても気にする人がいます。
この数字を下げる方法はいくらでもあるのですが、ホームページの構成次第でいくらでも変動してしまいます。
1ページで問い合わせまで完結するコンテンツの場合は、別に直帰率が高くても問題はないですし、そのページのお問い合わせフォームが別ページにあれば直帰率は下げることができます。
あくまでその日に結果を出さなければいけないようなキャンペーンでない限りはそこまで見る必要はないです。

まとめとして

google analyticsから導き出される数字は、現状を把握した気になれるとても素晴らしいツールです。
でも上がった下がったに一喜一憂するしていても仕方ありません。
アクセス数を上げることに躍起になるよりも、良質なコンテンツを増やして、少ないアクセスでもお問い合わせや契約に結びつかせることの方が大事です。
英語の点数が良くても海外行って全然話せない人もいますし、日本語しか話せなくてもバリバリコミュニケーション取れる人もいます。
何が御社の、ホームページの、一番の強みなのかよく考えてくださいね。