php8.0の導入を行いました
サーバー管理ツールのpleskアップデートにより、php8.0の導入を行いました。ホームページの表示などサクサク動くことを確認していますが、2021年1月現在、一部のワードプレス・プラグインが未対応のため、エラーが表示されることを確認しています。
今後のアップデートで対応されると思いますが、2021年12月リリース予定のWordPress6.0に向けての段階的アップデートとして実施しました。
ユーザー様においてはシステムの稼働状況など様子を見ながらコントロールパネルでの切り替えをお願いいたします。
対応しているのはアナログエンジンのレンタルサーバー(C1〜C4まで)です。
なおアナログエンジンにてホームページを制作しているお客様については、弊社にて段階的に様子を見て無償でのアップデートをさせていただきます。
2021年12月のWordPress6.0リリースに向けて
WordPress公式ホームページには、WordPress 6.0までのロードマップが掲載されています。各アップデート予定時期も公開されており、主にGUIでデザインを操作できる公式ツールGutenbergの強化が盛り込まれています。また、詳細なアップデート情報を見ると外部投稿についてはSSL領域以外からの投稿ができなくなっているようで不正投稿を防ぐためのセキュリティーの強化が伺えます。
公式サイトに表明されているプロジェクト
- ナビゲーションメニュー用のブロックを作成する。
- ブロックの発見、およびそこからのインストールのための WordPress.org ディレクトリを作成する。
- ユーザーがプラグインとテーマの自動更新にオプトインできる方法を提供する。
- ブロックをサポートするためにウィジェット編集エリアとカスタマイザーをアップグレードする。
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テーマ内で視覚的にコンテンツ領域を登録し、Gutenberg に出力する方法を提供する。
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ユーザーがコアのメジャーリリース自動更新にオプトインできる方法を提供する。
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トリアージチームを作り、Trac 上の6,500個の公開イシューを解決する。
WordPressアップデート予定
- WordPress 5.7 > 2021年3月予定
- WordPress 5.8 > 2021年6月予定
- WordPress 5.9 > 2021年9月予定
- WordPress 6.0 > 2021年12月予定
WordPress6.0へのアップデートはちょっと待った
予定されているプロジェクトの内容から、データベースに大きなマイグレーションが発生するのでは無いかと思います。不可逆なアップデートですので、アップデートすると過去には戻れません。バックアップを必ず取ることはもちろんですが、すでにelementorなどのGUIで動くヴィジュアルエディターを使用している方はコンフリクトを起こす可能性がありますので(結構ここが衝突します。特にpostmeta)、WordPress 6.0へのアップデートをされる前に、公式エディターであるGutenbergの動作を完全に切れるかどうかをチェックしてからアップデートをした方が良いとお見ます。
WordPress 6.0へのアップデート時期やロードマップについて詳しくは下記の公式ホームページをご覧ください。