個人〜数店舗までの美容院の宣伝方法

現在美容院の業界は独立が盛んですよね。
その理由の一つにはお給料の低迷や働き方の変化があります。
独立する美容師さんは滋賀県でもとても多く、気がつけば空きテナントに美容院ができている!
と思ったらあっというまに閉店していることも。
なかなかに難しい美容院の経営と宣伝方法について、アナログエンジンで知っていることをお伝えしますね。

小さな美容院の育て方

近年独立が多い美容師・理容師の業界

美容師の収入のピークは大体40歳前後と言われています。
下積みが長い割に年収も上がりにくいというのが美容師の特徴です。
現実的にアナログエンジンに相談に来られる理美容関係のお客様の独立の理由は収入が大きかったりします。
その他、女性の方では、子どもを育てながら自宅で開業、時間を家庭と仕事に振り分けてワークライフバランスを取っておられる方もいますが、こういう方は年収を大きく上げる必要もないので、今回は宣伝方法については割愛しますが、この時間配分も独立理由の一つ。
組織の規模が大きくなればなるほど、経営に関する雑務を任されたり、社内教育を任されたり。朝から晩まで疲労困憊。そりゃ独立した方がマシかもしれないですね。
ちなみに人間関係が煩わしくて独立した人は、あまり美容室の経営に向いてません。結局は人間関係の仕事なので社内の人間関係コントロールできてない人はお客様ともうまくいかないようです。

自分の担当顧客が多いから、のみで独立した方は要注意

私たちが相談に乗らせていただいた方の売り上げでは、個人で自分のお店を持たれる美容師さんは一ヶ月の売り上げが70〜130万ぐらいが多いです。理容師さんはそこから2割くらい低いイメージです。
もちろん都会に行くとまた違うのでしょうけど、少なくとも滋賀県や京阪沿線ではそうです。
で、相談に伺わせていただくわけですから、やはり悩みを抱えておられます。
それはやはり顧客の減少です。当然連動して売り上げも下がります。
でも数年美容院をやっていると、お客様の転職や転勤、結婚や離婚、様々な事情でお客様が来られなくこともあります。それに古びて行く店舗のテコ入れをしないままだと単純に顧客離れが起きますよね。
「自分の抱えているお客様がたくさんいるから」と思っていたら、それが油断に繋がるかもしれませんよ。
美容・理容という業種は「時間と共に顧客が減る業種」だということを忘れては行けません。

正しい美容院の宣伝方法

美容・理容のセールスは「売り感」を隠せ!

売らずして売るということです。美容師と顧客の関係は、ビジネスではなく、個人の友人に近い関係として成り立っています。あなたの友人が「ちょっといい保険があって・・・」なんて言ってきたら身構えますよね。自分が選びたいもの以外買いたくないのが特に女性の心理。必死感が見える美容師にロクなことはありません。自然な話題の中で「あ、それやって欲しい!」と思えるような誘導を行うために、以下に紹介するようなツールの活用を行いましょう。

店舗には毎月変化を

話題作りもそうですが、店舗内でのセールスはこの変化内で行うべきです。

名刺へのこだわりを忘れずに

美容室の店舗案内で常に手元に置いていただけるものは、名刺とショップカード、ご来店のポイントカードだけです。最近は顧客管理アプリの利用が顕著ですが、小さな美容院はポイントカードを利用しましょう。アプリは便利なように見えますが、用がなければ開かれません。比較して、財布に入るポイントカードは財布の中身を確認するたびに目に触れる機会が多くなります。3ヶ月再訪率を上げるためにも直接目に触れるツールを選びましょう。

クーポンサイトの依存に注意

理髪店・美容院・エステサロンはホットペッパーなるクーポン雑誌がありまして、滋賀県のみならず大阪やその他地域でもそれに頼りっきりのお店が多いです。全然悪いと思いません。単なる営業代行費を払って集客しているわけですし、現在のところ、ホットペッパーなどから顧客を獲得できているお客様も多いですので。
だけれども、売り上げの天井にぶち当たってる方が多いのも事実。
ホットペッパーから呼ぶ以上のお客様が来ないから、より魅力のあるクーポンを発行して(ということは損をして)集客に努め、結果泥沼にはまる方も多いのです。
それはクーポン誌を利用して来るお客様は「お得に店を利用したい」と考えている事を忘れ、来店したお客様の単価を上げようと営業する間違った行動があるからです。
自分のお店の魅力づくりをクーポンに頼っていてはいつまでもブランドになれないですよ!

SNSやホームページ、インターネットツールの使い方

どこぞのコンサルがInstagramを勧めているのを耳にします。間違ってはいませんが、InstagramやFacebookなどのSNSはトレンドの配信を、ホームページは履歴・実績の配信をするようにしましょう。じゃないとSNSがプランや新サービスの温床になり、売り感が強くなり、来訪率を落とします。
また、ホームページはいらない、と勘違いしている経営者が多いですが、スタッフの詳細、サービスの詳細はかなりの頻度で見られています。サービスに納得しないと単価も上がりませんし、口頭でのセールスでも売り感が強く出ます。必死こいて単価上げようとしているのが見え見えになりますので、美容院のサービス告知に最適なホームページは安くてもいいので必ず作成しましょう。また、ホームページは自分で更新できるツールを必ず入れてください更新頻度が多くなるので、コストがかさまないようにするためです。

3km以上離れた地域はフリーペーパーで補完

美容院の対象商圏は主に6kmぐらいです。全国的な平均は2-3kmと言われていますが、モータリゼーションしている滋賀や大阪市外は6km程でしょう。オープンして最初の3ヶ月〜6ヶ月はフリーペーパーに投資してください。その後は年に1度くらいで大丈夫です。 ネイルやマツエクなど新サービスを始めるときもいいかもしれませんが、出しすぎに注意です。

店内POPは必須

お客様との会話に自然に盛り込まれるよう、話題作りとして、POPを活用しましょう。

顧客と一緒に成長するスタイルへ

なんでここまでネガティブなことばっかり書くかというと、弊社の経験上、経営が危険水域に入っても調子に乗ってる美容師さんが多いからです。「武士は食わねど高楊枝」っていつの時代やねん!と心の中では思っていますが、あまり言いません。
お店を経営して時間が経てば元いた固定のお客様も当然減ります。
新しい顧客が年間で1.5〜2割くらいで流入するような仕掛けを考えて行きましょう。

結局は地道な広告宣伝。だけど地域ブランドであること。

いざというときに支えてくれるのは地元。地元の評判が悪ければ、なかなか新規の近隣層は来てくれませんものね。 アナログエンジンだって、近隣の夏祭りなんかに寄付をしたりイベント出店をしたり、地元に貢献しています。 そしてその地域住民からの紹介案件は少なくありません! まずは半径500mのお客様、次は半径1km、次は半径1.5km、のように自分のお客様を「広い商圏から拾う」のではなく、「狭い範囲の商圏を確実にする」方が美容院の売り方に向いています。 近所の奉仕活動だってバカにしちゃいけません! そういう活動を評価するのは、地域のオピニオンリーダー。 確実にあなたの集客を応援してくれる方になるでしょう!